佐々木朗希の弟・怜希、大谷翔平の後輩スラッガー・佐々木麟太郎の実力は 甲子園、予選敗退の注目選手たち

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俊足が持ち味

 8月6日に開幕する第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)。出場校に注目が集まるが、出場を逃した選手の中にも、プロ球団から熱視線を送られる者が。特に要注目の二選手とは――。

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 精悍な眉にまぎれもない兄の面影をとどめているのは、佐々木朗希選手の弟、怜希選手(17)。兄と同じく岩手県は大船渡高校の2年生である。

 朗希選手が高校時代に熱戦を繰り広げた岩手県営野球場のグラウンドに、弟・怜希選手が立ったのは甲子園に向けた県大会の1回戦。1番、ショートでの出場だったが、5打席すべてフォアボールに。試合は5―7で無念の初戦敗退。

「まだ成長途中ですが、この試合でも盗塁したように俊足が持ち味。ピッチャーに転向すればもっと盛り上がるだろうといわれています」(担当記者)

 怜希選手は試合後、

「出塁することだけ考えました。来年も甲子園を目標に一戦一戦がんばっていきたいなと思います」

 とコメント。これから1年間の活躍に注目したいところだ。

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