内閣改造で早くも清和会に安倍元首相が亡くなった影響が 萩生田経産相にも不満噴出

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統一教会との関係

 要するに萩生田氏は、冗談を口にできるだけの余裕があるのかもしれない。

「萩生田さんは安倍さんが亡くなった後、茂木敏充幹事長(66)に『安倍派における今後の窓口は自分にしてもらいたい』と申し入れたそうです。今回の組閣にあたっても、岸田さんサイドから『安倍派の入閣候補者は?』と問い合わせがあり、萩生田さんが対応しています。この話は塩谷さんや下村さんの耳にも入っていて、『自分たちの頭越しに交渉している』と激怒しているようです」(前出の関係者)

 岸田首相は萩生田氏を「失言など突拍子もないトラブルとは無縁で、安定感がある」と評価しているという。ただし、閣僚にとどまることは避けてほしいようだ。

「読売新聞などが報じていますが、萩生田さんは統一教会の関連イベントで挨拶するなど、密接な関係が疑われています。もし経産相でなくとも大臣として閣内にとどまれば、統一教会との関係を国会で問われるのは間違いありません。それを避けるため、岸田さんは政調会長など党三役を考えているようです」(同・関係者)

女性議員にも関心が集まる

 政治家は人一倍、嫉妬心が強いとも言われる。岸田首相は安倍派と距離を置く姿勢を見せながら、萩生田氏とは“特別な関係”を構築しつつあるようにも思える。となれば、安倍派の議員としては黙っていられない。

「塩谷さんや下村さんの頭越しに官邸と交渉したということも大問題ですが、経産相の残留を会見で希望したことも反発を集めています。岸田さんが考えている安倍派の閣僚ポストは4です。うち参院枠が1あるので、安倍派の衆議院議員が閣僚になれるのは残り3ということになります。ところが萩生田さんが閣内にとどまると、残りは2に減ってしまう。そのため安倍派内から『萩生田さんが勝手なことを言っている』との声が出ています」(同・関係者)

デイリー新潮編集部

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