佐々木朗希の弟・怜希、大谷翔平の後輩スラッガー・佐々木麟太郎の実力は 甲子園、予選敗退の注目選手たち

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「清宮超え」の可能性も

 注目どころか、すでにプロ球団のスカウトから熱視線を送られている球児が、大リーグのオールスターでも活躍した大谷翔平選手(28)の母校、花巻東高校にいる。2年生の佐々木麟太郎選手である。すでに貫禄は十分。担当記者によれば、

「1年次に50本以上の本塁打を叩き出しました。現在までに74本で、このペースでいけば高校本塁打数トップの清宮幸太郎選手(23)の記録111本超えも夢ではありません」

 父・洋氏(47)は花巻東の監督で、大谷選手や菊池雄星選手(31)を指導した名将。麟太郎選手は、3番、ファースト。岩手県大会2回戦では、フライながら滞空時間7秒という記録を打ち出すなどスラッガーぶりを発揮したが、7月23日の準決勝で敗退。

 今回、甲子園まで進めなかったことは、当人たちにとっては無念だろうが、彼らの将来への期待感を損なうものではないのは言うまでもない。

週刊新潮 2022年8月4日号掲載

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