「京大卒ポーカーYouTuber」がラスベガスで仲間から借りた3万ドルを「バカラ賭博」で溶かした! 苦しい懐事情も露呈

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「ギャンブルは絶対に使っちゃいけないお金に手を出したところからが勝負だ」とは、文豪・菊池寛 の名言である。では、その大一番に負けてしまったら……? それを地でいく醜態を晒してしまった京大卒ギャンブル系YouTuberがいる。

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愛称は“ポラえもん”

 男性の名は、ギャンブル系YouTuberの中村多聞氏。京都大学工学部卒という異色の“自称”プロポーカープレイヤーだ。

 プロポーカープレイヤーとは、世界中のカジノを旅しながらポーカー大会で賞金を稼ぐことで生計を立てる職業だという。いわば“さすらいのギャンブラー”だ。ネット上のプロフィールによれば、中村氏は京大工学部卒業後、IT企業や投資系企業を経て活動を開始したとのこと。

 いま日本ではカジノ解禁の機運も高まり、空前のポーカーブームが沸き起こっている。さまざまな愛好家やプロを名乗る者たちがYouTubeチャンネルを立ち上げるなかで、彼は界隈で超がつくほどの有名人なのだ。その魅力を、あるファンが語る。

「中村さんはここ1、2年で急激に実績を積み上げた。他のYouTube番組にゲスト出演し、ユーモアあふれる解説をすることで人気者に。口癖は『ポラライズ(両極化)しよう』。ぽっちゃりした自身の体型とかけて、“ポラえもん”の愛称で親しまれています」

生涯獲得賞金は1億5000万円超え

 確かに、公表されている中村氏の戦績は輝かしい。16年からアメリカ、スペイン、韓国、フィリピンなど各国のポーカー大会で60回以上入賞。今年3月にはラスベガスで開催された参加費1万5000ドル(約200万円)の大会で優勝し、23万9700ドル(約3200万円)を獲得した。総獲得賞金は112万273ドル(約1億5000万円)で、日本人の中では9位にランクインしている。

「ポーカーは、バカラやブラックジャックなどのカジノゲームと違って、確率に基づいた技術や心理戦で勝ちを掴み取るゲームです。中村さんはこれらの実績を示すことで、”さすが京大卒”との名声を得たのです」(前出・ファン)

 6月、中村氏はさらなる飛躍を目指し、WSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)と呼ばれるポーカーの世界大会に参戦した。同大会はギャンブルの聖地・ラスベガスで2カ月間にわたって約90のトーナメントが開催される世界最大のポーカーイベントである。

 この最中に中村氏は小っ恥ずかしい”事件”を起こしてしまうのだが、まずは渡航前の様子から振り返りたい。彼は自身のTwitterにタキシードに身を包んだ写真をアップし、大会にかける意気込みをこのように語っていた。

〈WSOPのため、今日から7/21までラスベガス行ってきます!/先日Team Japanの撮影で人生初のタキシードを着たのですが、2人がカッコいい写真ばかりなのに、何回撮っても売れないコメディアン感しか出せませんでした笑/加工に期待して、ラスベガスで全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします!〉

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