車上のセクシー元大臣から路上の「ブラ候補」まで 参院選、それぞれの目立ち方

国内 政治

  • ブックマーク

Advertisement

安倍晋三元首相は選挙に引っ張りだこ

 有名でキャラクターが立っているほど、助っ人としての値打ちが高いのはいうまでもない。大臣はもちろん、”首相クラス”はまさにおあつらえ向きだ。当然、安倍晋三元首相(67)も応援演説には引っ張りだこだった。

 7月2日、立川駅前で宇都隆史候補(47)の応援に登場したはいいが、聴衆に囲まれるのは安倍氏ばかり。アベノマスクではなく不織布マスクを着けた安倍氏は愛想よく記念写真の撮影にも応じていた。

「アベノマスクブラ」で有名になったあの人

 ついついこういう大物らに目を引かれるのが人情だが、さらによく目をこらすと、意外な「有名人」がいることも珍しくない。

 そのルックスゆえ、追っかけファンもいるという日本維新の会の吉村洋文大阪府知事(47)の左に立っている女性を見て、ピンとくるのはなかなかの選挙マニアかもしれない。

 新藤加菜氏(29)。2年前はホリエモン新党公認候補として都議会議員の補欠選挙に出馬した人物である。

 その名を一部でとどろかせたのは、アベノマスクをブラジャーに転用した「アベノマスクブラ」を身に着けた姿の選挙ポスターを披露したことによる。

 その後、NHKから国民を守る党を経て、現在は日本維新の会のスタッフとして、SNS担当を務めているのだという。

「改憲」や「表現の自由」について維新の会に共鳴するところがあり、今年のはじめから手伝っているとのこと。2年前のブラについて尋ねると、

「皮肉のアートのつもりだったのですが、炎上して……。もう脱ぎ切ったので、脱ぎません!」

 新藤氏は来年の統一選を睨んでいるのだそうだ。

次ページ:松野頼久氏の娘で元ミスコングランプリのあの人も

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。