岡田彰布氏が語る“次期監督説”と来季阪神の組閣 「鳥谷と藤川の名前が出とった」

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 今季の阪神は、開幕9連敗など「最低記録」に塗れ、自力Vの可能性も消滅。トラキチたちの目も次期監督選びに注がれている。そんな中、人事に関与しうるトップたちは極秘のゴルフ会合と会食で“最有力候補者”に接触。当事者らが本誌(「週刊新潮」)にその内幕を明かす――。

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 戦犯は、矢野燿大監督(53)に違いない。

「矢野監督は春季キャンプの前日に“今季で辞める”と宣言したのが、最悪だった。開幕戦の大逆転負けもあって、選手たちの気持ちが完全に切れてしまい、5月まで負けが込んでしまったのです」(スポーツ紙記者)

 プロ野球史上最低の勝率6分3厘という衝撃的な数字も叩き出す始末。

 6月15日の株主総会で、

「自分から辞めますわって。あんな自分勝手な人おらん」

 などと批判が出るのも致し方なし。

本命は岡田氏

 無論、球団フロントは、すでに監督選びに着手しており、複数の候補者が取り沙汰されている。

「フロントの“改革派”は、星野(仙一)元監督のように、“守旧派”と喧嘩ができる元中日監督の落合(博満)を担ぎたいようですが、落合はその“守旧派”にウケが悪い。大穴では、球団スペシャルアシスタントの藤川(球児)が適任だという声も上がっていますが、やはり本命は、“そらそうよ”という口癖でおなじみのあの人でしょう」(前出・記者)

 監督として優勝経験もある岡田彰布氏(64)に、白羽の矢が立ちそうだというのだ。もっとも、

「金本(知憲)や矢野が監督に就任した際も、岡田が本命視されていましたから、今回もどうなるかわからない。ただ、岡田本人は監督をやりたくて仕方ないとか」(同)

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