「プーチン」に迫る孤立化の足音 同盟国とロシア国内での人心離反のウラで深刻化する“人間兵器”の破壊力

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 6月30日に閉幕したNATO(北大西洋条約機構)首脳会議では、ロシアを「最も重大で直接的な脅威」として、事実上の“敵国”と認定する新たな戦略概念が採択された。同時にスウェーデンとフィンランドの北欧2か国のNATO加盟に向けた手続きの開始も決定され、プーチン大統領を取り巻く包囲網は狭められつつあるように見える。さらにロシア国内でもプーチン大統領の足元を揺るがす不穏な動きが進行しているのだ。

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