宇宙飛行士・野口聡一さん、引退後は社外取締役として引っ張りだこ? 山崎直子さんの推定報酬は3600万円

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 宇宙飛行士の野口聡一さんが、6月1日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職した。今後も宇宙とは関わり続けていくというのだが、やはり“引退”後の飛行士となれば、民間でも引く手あまたで……。

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 全国紙科学部デスクは、

「5月25日に会見した野口さんは、『厳しい民間の世界でもう一度揉まれるにはいい時期だと思った』などと、引退後の意気込みを語っていました」

 野口さんはJAXA勤務の傍ら、昨年末からは東大先端科学技術センター特任教授にも就いているのだが、

「引き続き宇宙に携わっていきたいとの意向を見せている野口さんは、研究機関はもちろんのこと、企業からも引っ張りだこになるのは間違いありません」(同)

なぜ宇宙飛行士は人気?

 とりわけ、社外取締役として迎えたい企業は少なからぬと見込まれるという。企業IRに詳しいジャーナリストによれば、

「社内の利害にとらわれない外部役員を起用して経営透明化を促すねらいもあり、昨年3月には改正会社法が施行。上場企業の社外取締役設置が義務付けられました。多くの企業で元経営者や法務担当役員経験者が選ばれ、その他、弁護士や公認会計士、税理士などに白羽の矢が立っています」

 そんな中で「宇宙飛行士」は、一種のブランドだという。シグマ・キャピタル代表取締役兼チーフエコノミストの田代秀敏氏が言う。

「経営者からすれば、経営のプロよりも世間が好感度をもって受け入れるような人材が望ましい。宇宙飛行士は社会的信用があり、理系のエリートでもある。さらに、スキャンダルから縁遠いという点も歓迎されます。そもそも飛行士になる時点で厳格な『身体検査』をパスしているので、こうした点は同じ知名度があるにしても引退後のスポーツ選手とは大いに異なるところです」

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