SASUKEが五輪種目に? 近代五種で「障害物競走」を採用

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「まさにSASUKE」

 そこで、馬術に代わる種目として浮上したのが、“障害物競走”だった。

「雲梯(うんてい)や壁登りなど最大10の障害を設けたレース。まさに“SASUKE”です」

 1997年から今も続く「SASUKE」は、アメリカでは「ニンジャ・ウォリアー」という名称で放送されるなど、世界各国で10億人もの視聴者が楽しんでいるのだとか。

「テスト大会を6月27、28日にトルコで行い、今年11月の総会で正式決定される見通しです。五輪は28年ロス大会からになります」

 近代五種は国内の競技人口がたったの50人で、うち3人が東京五輪に出場した。超穴場競技だが、今後は入門者が殺到するかもしれない。

週刊新潮 2022年6月23日号掲載

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