JR上野駅に到着する電車はなぜ停車直前に大失速するのか 櫛型ホームの奥深き世界 国内 社会 2022年06月25日 上野駅の地下ホーム。かつては「カシオペア」(写真右)、「北斗星」など長距離列車や寝台列車が多数発着していた。線路の行き止まりと列車の停止位置との間は20m程度なので、他の駅と比べて列車が停止するまでの時間は長い。2009年5月12日 筆者撮影(以下同)(他の写真を見る) 2つの不満 ホームが櫛型(くしがた)に並び、線路の行き止まりの先もホームの続きとなっている駅をご存じだろうか。アルファベットのEが縦に並んだ形をイメージしてもいいかもしれない。たとえば、JR東日本の上野駅やJR西日本の京都駅、天王寺駅のそれぞれ一部、それから大手私鉄の都心の終着駅のいくつかと、結構多い。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏が綴る。 ***... 記事全文を読む 0 Advertisement