泉ピン子 「橋田壽賀子さんの遺骨を海へ」は本当か?「美談」に高まる疑惑の声

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 脚本家の橋田壽賀子さんが95年の生涯に幕を閉じたのは昨年4月4日――。それから1年2ヵ月を経て、橋田ファミリーの「顔」と言える女優の泉ピン子(74)が、橋田さんの遺骨を海に散骨したことを公表した。

 日刊スポーツ(6月17日付)は次のように報じている。

〈ピン子は今月14日、クルージングを愛した橋田さんとともに何度も乗船した客船「飛鳥」で横浜港を出港。15日午前10時から散骨し、この日、神戸港で下船した〉〈遺骨は、最期をみとったピン子が火葬の際に「特別に分けてもらったもの」だった〉〈散骨を終え「ほっとした」とし、「先生との思い出があふれてきて、涙が止まりませんでした。先生は大好きな飛鳥で大好きな海に帰りました」〉

 ピン子は橋田さんが脚本を手がけたNHK連続テレビ小説「おしん」で母親役を演じ、以降も「渡る世間は鬼ばかり」をはじめ数々の橋田作品に出演しており、公私ともに親しい間柄だったのは事実だ。だが、この「美談」について、橋田さんを知る関係者は驚きを隠せない。

「壽賀子さんのお骨はすべて、愛媛県今治市にある橋田家の菩提寺におさまっていて、ご両親と一緒に眠っています。納骨にはピン子さんも同行しましたが、その道中、彼女がお骨を手に入れた可能性はないと思います」

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