出所の重信房子、獄中でハマった意外な曲とは 歌詞に共感か
「国際テロの魔女」が20年の時を経て、再び娑婆に戻って来た。すでに彼女も後期高齢者だが、若者に支持される流行歌に関心を示す一方、世間にあらがう意思も未だに捨てていないという。
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【写真11枚】重信とパレスチナ人活動家との間に生まれた娘・重信メイ
重信房子氏(76)が先月28日、懲役20年の刑期を満了し、東京都昭島市の東日本成人矯正医療センターを出所した。
さっそく出所のあいさつで、
「警察情報だけを鵜呑みにしないで」
と訴え、今なお当局への反抗心をのぞかせた。過去の武力闘争路線は否定したものの、“魔女”の面目躍如といったところか。
そんな重信氏が、獄である流行歌にハマったという。そこからも闘争の炎は完全に消えておらず、彼女の中でぶすぶすとくすぶり続けていることがうかがえる。
社会部記者の話。
「重信氏は塀の中に長くいたものの、新聞やラジオから情報を得ており、ツイッターやフェイスブックなどのSNSについてもよくわかっています。さらに、一昨年はやったAdоの『うっせぇわ』にも共感したようで、支援者に歌詞をわざわざ差し入れさせています」
実際、支援者の会が発行している冊子「オリーブの樹」(2021年7月15日付)には以下のような彼女の日記の記述がある。
〈知りたかった「うっせいわ」の歌詞も届きました〉
なぜそんな若者の歌に興味を持ったのかは、歌詞を読めば合点がいく
〈クソだりぃな/酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい〉
などと、若者が“社会人マナー”にいら立つ場面がそこに描かれているのだが、特に、インパクト抜群なのが次のサビだ。
〈はあ?うっせぇうっせぇうっせぇわ/くせぇ口塞げや限界です/絶対絶対現代の代弁者は私やろがい〉
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