「公選法はクソみたいな法律」 小川淳也が憤慨、昨年の衆院選では選挙ハガキを巡る騒動も

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SNSの動画が問題に

 地元記者が続ける。

「前川氏も小川氏も、ハガキを送ったのは支援者に宛名書きを依頼するため。これなら公示前にバラまいても“準備行為”として事前運動には当たりません。屁理屈にも聞こえますが、これが選挙の常識。ただ前川氏は、大学の卒業名簿を使っていたため“不特定多数に送付した”として立件されてしまった。一方の小川氏は、支援者に限定して送っていたようです」

 これだけ聞けば、小川陣営のハガキ送付はセーフ。

 ところが、

「小川氏は、選挙準備をしていた9月下旬、SNS上にアップした動画で、選挙ハガキについて『唯一事前運動ができる』と発言。ガラス細工のごとき“準備行為”の理屈が、この一言で砕け散った」(同)

“準備”は建前で、ハナから事前運動をもくろんでいた。そう見られたのである。

「バカみたいな制限」

 この点について小川氏本人に見解を問うと、

「それは準備行為の言い間違えですね。申し訳ない」

 と神妙に発言を撤回。

 しかし“抜け穴”だらけの公選法の問題点について尋ねると、態度は一変。

「公選法は、根本的な抜本大改正が必要ですよ」

 そう前置きした上で、

「そもそも、ポスターが貼れないとか、選挙カーの看板に名前を出せないとか、バカかと。アメリカでバイデンやトランプが名前を出さずに大統領選をやっている姿が想像できますか」

 小川氏の舌鋒はさらに鋭さを増す。

「悪いのは買収だけなのに、事前運動はいけないとか、バカみたいな制限ですよ。文書や看板を使ってじっくり候補者の名前を浸透させるのは当たり前じゃないですか。今の公選法は、政治への参入障壁であり、民主主義を退化させる。クソみたいな法律ですよ!」

週刊新潮 2022年5月5・12日号掲載

ワイド特集「黄金郷へ」より

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