対談連載:難治がんとの賢い闘い方1 東京目白クリニックの大場大院長×虎の門病院消化器外科の進藤潤一医長

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がん治療を専門とするエキスパートから学ぶ

 最新の統計によると国内のみで一年間にがんで死亡した患者数は38万人近くにのぼる(2020年データ; 国立がん研究センターがん情報サービス)。生涯において罹患リスクが2人に1人である身近な「がん」という重篤な疾患について、質の高い情報が共有され、ふだんから建設的な議論ができているだろうか――。東京目白クリニック院長の大場大氏、虎の門病院消化器外科医長の進藤潤一氏はそういった問題意識を共有する、がん治療を専門とするエキスパートだ(下の経歴を参照)。今回からお届けするのは、がんの中でも難治がんとされる分野について、そのように診断されたらどうしたらよいか、ベストな治療にたどり着くためにはどうしたらよいかなど、従来にはなかった正しいがんリテラシーを育むための有益な情報を提示する対談連載である。...

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