「皇室貯金=税金」の取り崩しが始まる? 小室圭さんはビザが取得できない可能性も

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「やっぱり……」。一報に触れ、世間の多くはこうした感慨を抱いたことだろう。ニューヨーク州司法試験に再挑戦した眞子さんの夫・小室圭さんが、またしても不合格となった。夫婦が思い描いていた異国での暮らしは“方針転換”を余儀なくされること必至である。

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 運命の合否は日本時間の15日未明、ニューヨーク州司法試験委員会のホームページ上で明らかにされた。

「ロースクールを修了して間もない7月の試験と比べ、働きながら勉強を続けて臨む2月試験は難しいと聞いてはいましたが……」

 そう話すのは、さる皇室ジャーナリストである。

「今回は全受験者3068人に対し合格者は1378人で、合格率は45%。昨年7月の試験は63%でした。小室さんのような“再受験組”は今回1610人いて、その合格率は30%だったので、こうした層が全体の数字を下げたともいえます」

 連日、夜まで仕事に追われていたという小室さんが3割に入り込むのは困難だったのかもしれないが、母校であるフォーダム大ロースクールの修了生に限れば、一昨年は90%以上が合格を果たしている。英語を母語としない人の合格率は米国人を大きく下回るとはいえ、やはり“連続不合格”は不名誉なケースと言わざるを得ない。まして「プリンセスの婚約者」をセールスポイントに新入生でただ一人、学費全額免除の恩恵に浴していたのだから、開いた口が塞がらないとはこのことだ。

滞在ビザという現実的な壁

 小室さんは今回、渡米前に勤務していた法律事務所の弁護士に“5点足りず、無念でした。7月にまた挑戦します”と告げたという。国際弁護士という夢を追い続けるのはあくまで自由だが、そこには「滞在ビザ」という現実的な壁が立ちはだかることになる。

 ニューヨーク州弁護士であるリッキー徳永氏が言う。

「小室さんは現在、OPT(Optional Practical Training)というプログラムを使って滞在しているといわれています。これは大学や大学院を卒業後、1年間は習得した学業の分野で仕事ができる仕組みで、いわば1年限定の就労許可。ですが、遅くとも7月には期限が切れてしまうため、以降は別の資格を取得する必要が生じます」

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