「皇室貯金=税金」の取り崩しが始まる? 小室圭さんはビザが取得できない可能性も

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今も「ロイヤル仕様」で

“卓越した力”は、これに留まらない。先だって本誌(「週刊新潮」)は、小室夫妻がニューヨークで暮らすにあたり、人知れず多額の公金が費やされる実情を報じた。あらためておさらいすると、夫妻の警備をニューヨークの民間警備会社に委託する案が浮上、その原資として外務省報償費、いわゆる「外交機密費」を充てるというプランが進行中なのだという。実際に、米国警備事情に詳しい警備会社に見積もってもらうと、元皇族ゆえ身代金目的の誘拐などに巻き込まれるリスクも想定し、自宅の常駐警備費なども計上したところ、月額費用で最大7千万円以上、年間で実に8億円超という金額が弾き出されたのである。

“一般人になりたい”と切望しながら、眞子さんの暮らしは今なお「ロイヤル仕様」で塗り固められているということになるのだ。

 前出のジャーナリストが言う。

「そもそも結婚が成就したのは、宮内庁や秋篠宮家に『小室さんの生活の基盤が整った』と認められたからでした。これは単に収入の当てではなく、弁護士になるめどがついたことを指していたのは明らかです。実際に前回7月の試験の後、小室さんは人を介して宮内庁の西村泰彦長官に“手ごたえはありました。大丈夫です”との感触を伝えています」

3回目の受験までも警備費は公金から捻出

 いま振り返れば、それは自己採点による実にいい加減なものだったのだが、

「報告を受け、それまで重荷を背負い続けてきた西村長官はすっかり安心しきってしまった。ここから官邸側にも“うまくいきそうだ”と伝わり、事態は進んでいったのです。同時に、小室さんの甘い見通しは結婚反対を貫いてこられた秋篠宮さまも動かし、ご容認へと折れざるを得ませんでした」(同)

 皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授は、

「小室さんは、眞子さんが結婚会見で口にした“海外に拠点を作ってほしい”との思いに応えて受験を続けているのでしょうが、残念ながら準備が整わず、実力も追いついていないのが正直なところでしょう」

 としながら、

「3回目も挑戦するとのことですが、その間も警備費は公金から捻出され、ビザの問題も不透明な形でクリアされていくのだとすれば、皇室特権というより非合法的な感じさえします。元はといえば、就職が決まっていない段階で渡米したこと自体が綱渡りだったのです。眞子さんにしても、建前では“一般人として生きたい”としながら、その後の言行不一致は明らかで、夫婦は袋小路に入り込んでしまった感が否めません」

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