「ナイルレストラン」オーナーの“性加害”を被害女性が告発 本人の呆れた言い訳

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「傷跡をさすって」

 山田さんは結婚と出産を経て、ナイル氏とは電話とメールで歌舞伎について連絡を取り合う関係が続いた。そしてコロナ禍が一段落した折の20年10月9日、7年ぶりに文京区のイタリアンで食事をすることになった。当日夕方、待ち合わせは同区の別宅。しかし、

「会うなり、“久しぶりー!”と言ってハグしてきたのです。また、2階で雑談をしていると、手術した背中の“傷跡をさすって”というので、仕方なく触ると、“気持ちいい”と漏らしていました。いま思うと抵抗しないのか確かめられていたのだと思います」

 その後、店に向かい食事をしたものの、最後の一品のチキンソテーが出てくると、ナイル氏は「家で食べない?」と誘ってきたという。

「ナイルさんは警察・自衛隊マニアでグッズが別宅にはたくさん置いてありました。自衛隊のビデオでも見たいのかなと思い、おじいちゃん孝行のような気持ちで、店も混んできたので戻ることにしました」

山田さんの手を掴み股間に…

 しかし、そこで事態は急変。別宅の居間でビールを飲みながら歌舞伎の話をしていると、ナイル氏が神妙な顔でこう語りだした。

「(妻の)麻央が死んだのは海老蔵のせいなんだ。歌舞伎座の楽屋に変な気功師が出入りして海老蔵がそいつにハマっちゃったんだよ。早く手術して、おっぱいをとってしまえばよかったんだ」

 その刹那、ナイル氏が山田さんの左胸に手を伸ばしてきた。

「胸を触られ、わけが分からず固まっていたら、いきなり私の後ろから服と下着をめくりあげてきたんです。抵抗すると、電気を消し、“これならいいでしょ”と。私の向かいに座って胸を舐め、それから、後頭部を掴まれ、彼の乳首に口を押し付けられました」

 ナイル氏はひどく興奮した様子で「沙耶香、最高だよ!」と叫び、山田さんの左手を股間に誘導。ズボンの上から触らせたという。

「あまりのことに幽体離脱してパニック状態の自分を上から眺めているようでした。“このくらいにしてください”と言って、気分が悪くなりトイレに逃げ込みました。しばらくして戻ると、部屋の照明はついて元通りになっていて」

 すると、満足したようにこう言い放った。

「昔は生娘だと思っていてこんなことできなかった」

「子どもを産んだから一人前。下の穴も一人前だね」

「今度一緒に温泉に行って、僕の舐めてね。沙耶香のも舐めようっと」

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