「モテたけど彼氏はいなかったはず」 「ちむどんどん」主演・黒島結菜の知られざる素顔

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 新たに始まったNHKの朝ドラ「ちむどんどん」。ヒロインを演じるのは女優の黒島結菜(25)だが、誰もが名を知っているとは言い難く、初めて顔を見たというムキも多かろう。ならばと、その素顔を探った。

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 4月11日が初回の「ちむどんどん」は、アメリカ統治下の沖縄に生まれた4兄妹の次女・暢子(のぶこ)(黒島)が、本土復帰の1972年、シェフを目指して上京し、修業を経て沖縄料理店を開く夢を見つける物語。この筋でわかるように、ドラマは沖縄の復帰50年に合わせたもの。黒島が抜擢されたのも、彼女が沖縄出身であることと関係がありそうだ。

 実は彼女の芸歴は長い。

「デビューは2011年、沖縄の地元企業でモデルをつとめ、早くも16歳でNTTドコモのCMに出演します。“スマホがある恋愛の風景”“女の子の切ない心情”をセリフなしに見事に演じ、業界で一躍注目されました」(芸能記者)

第一線で活躍を続けてきた実力派

 17歳で沖縄の高校を後にし、東京に転校してからは、女優業に邁進。19年公開の映画「カツベン!」では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。

 コラムニストの山田美保子氏によれば、

「黒島さんは、まだ顔と名前が一致しない視聴者が多いかもしれませんが、第一線で活躍を続けてきた実力派です。これまで朝ドラでは『マッサン』や『スカーレット』、大河では『花燃ゆ』や『いだてん~東京オリムピック噺~』といったたくさんのNHK作品で助演し、凛とした存在感を放ってきました。朝ドラ『おかえりモネ』の清原果耶さんが代表例ですが、近年、NHKは自局のドラマでじっくりと経験を積ませた女優を、大作のヒロイン役で起用する傾向があります。黒島さんもまさにその系譜。今回は満を持しての起用といえます」

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