「モテたけど彼氏はいなかったはず」 「ちむどんどん」主演・黒島結菜の知られざる素顔

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男子のけんかに参上

 第1話には、おてんば盛りの小学生の暢子(演じるのは稲垣来泉(くるみ))が「学校では女らしくないなんて言われている」と不平を漏らすシーンがあり、いずれ大人になった暢子が男だらけの料理界で奮闘していくであろう展開が示唆される。

 で、それは黒島にとってはまり役のようだ。小学校の同級生の母親いわく、

「小さい頃、結菜ちゃんは気が強くて負けず嫌いなことで有名でした。仲間がけんかしていたら、相手が男子だろうとひるまず駆け付け、敢然と助けるんですよ」

 小学校ではミニバスケットボール部に入っていた。

「運動が得意で、マラソン大会になれば毎年、断トツの優勝。やがてバドミントンを本格的にやりたいと言って、良いコーチのいる中学校に越境で進学。県大会でベスト8まで勝ち進んだようです。おうちは両親と2人の妹がいる5人家族。みんなスポーツが大好きで、お父さまとお母さまがよく部活動を手伝っていた。仲のいい一家でした」(同)

「在学中はモテてました」

 高校時代の同級生も、

「頭も良かった。通っていたのは地元・糸満市の県立高校で、1学年に全8クラスあるうちの2クラスが特進コースだったんですけど、結菜はそこでちゃんと勉強していました。途中で仕事が忙しくなって東京に転校していったけど、卒業式にはマネージャーさんと一緒に来てくれたんです。卒業アルバムに寄せ書きをもらおうとする連中で行列ができて、それにも芸能人ぶることなく、気さくに応じていました。もちろん在校中はモテてましたね。よく告白されていたけど、地元に彼氏はいなかったはず」

 ライターの吉田潮氏の見方はこうだ。

「今回、暢子の姉役は川口春奈さん、妹役は上白石萌歌さんと、いまをときめく主役級ばかり。その中で埋もれてしまう不安もなくはないですが、芯の強さを感じるキャラなだけに、むしろ楽しみの方が大きい。単に元気で可愛いだけじゃない何かを表現してほしい」

週刊新潮 2022年4月21日号掲載

ワイド特集「『怪物くん』の深淵」より

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