千葉の盗撮事件で“証拠があるのに無罪”となった理由 犯人の肛門から取り出した“証拠”が不採用に

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 近年、性犯罪の中でも急増しているのが「盗撮」だ。スマホやビデオカメラの性能アップもあって全国で年間4千件近く起きている。ところが、それを“奨励”しかねない判決が下されたのは昨年10月のこと。千葉県で起きた盗撮事件の裁判で、証拠があるのに一部が無罪になっていたのだ。

 裁判を報じた朝日新聞(3月27日)によると、被告の男が千葉県警に現行犯逮捕されたのは2018年10月18日。男は同年3月から4回にわたって県内の民家に侵入、ビデオカメラを回し、最後の一件では逃走時に傷害事件を起こしていた。...

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