柔道 全柔連が「小学生の全国大会」廃止 “行き過ぎた勝利至上主義”は好ましくないというが

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 JOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長が会長を務める全日本柔道連盟(全柔連)が3月18日、主催していた「全国小学生学年別全国大会」を今年度から廃止すると発表し、波紋を呼んでいる。同連盟は廃止の理由を「昨今の状況を鑑みるに、小学生の大会においても行き過ぎた勝利至上主義が散見されるところであります。心身の発達途上にあり、事理弁別の能力が十分でない小学生が勝利至上主義に陥ることは、好ましくないものと考えます」などと説明している。その後の報道によれば、小学生に無理な減量を課している、父母が審判の判定に激しく抗議する事例が多発している、といった事実がこの決断の背景にあるという。...

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