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「自衛隊は要らない」という「9条信者」が忌み嫌う『カエルの楽園』
■自衛隊は違憲だ
5月3日の憲法記念日に合わせて、新聞やテレビなどでは憲法9条や改憲に関する話題が多く扱われた。NHKの「日曜討論」には各政党の党首、幹部が出席して議論を繰り広げていたが、中でも異彩を放っていたのは日本共産党だろう。
「自衛隊を違憲と考えるのか」という問いに対し、志位和夫委員長は従来からの自説、すなわち、同党が以前より唱えている「段階的解消」論を述べた。
これは、ごく簡単にいえば、自衛隊を「当面は維持」するが、そもそも自衛隊は「憲法9条違反」の存在なのだから、軍縮を進めて、段階的に解消する、という方針のことである。...
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「若い頃から左翼が嫌いでした」 百田尚樹氏インタビュー(1)
百田尚樹氏が、日本の政治状況やマスコミを痛烈に風刺した『カエルの楽園』は発売から3ヶ月で20万部を突破するベストセラーとなり、現在もランキングの上位に位置している。その割には「著者インタビューの申し込みが来ない」と百田氏が嘆いているとのことなので、作品や最近のニュースについて話を聞いてみた。
――百田さんは、『カエルの楽園』を「私の最高傑作」と言う一方で、最近では「一種の奇書かも」とも言っているそうですが、その真意は?
マスコミに完全に黙殺されていて、それでも売れているのが珍しいなあ、と思っているんです。...
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