戦後、五輪を奪われた水泳「古橋廣之進」 ジャップと呼ばれた天才が世界を認めさせた道筋(小林信也)

  • ブックマーク

 古橋廣之進は、敗戦で打ちひしがれる日本社会に現れた希望の星だった。

 終戦の2年後、1947年の水泳日本選手権で古橋は400メートル自由形に優勝。その記録4分38秒4が世界記録を上回っていたことで一躍注目を浴びた。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。