遠藤航の心を砕いた“決定打”とは? 非情な「通告のタイミング」で「堪忍袋の緒が切れた」
開幕直前のキャプテン交代、続けては唐突な日本代表からの引退表明……。遠藤航(わたる・33)の去就を巡るドタバタ発表に、ファンのみならず代表メンバーの間にも動揺が広がった。何とか対オランダ戦では善戦した日本だが、騒動の裏には何があったのか。
***
森保監督の決断で戦力外通告
前回のW杯後から日本代表のキャプテンを務めてきた遠藤は、今年2月に左足リスフラン靭帯断裂の重傷を負ってしまう。なんとかW杯に間に合わせようと即手術を受け、渡米後も懸命に練習を続けてきた。
「森保監督は代表チームのメディカル(医師などで構成された医療チーム)から“遠藤のW杯出場は難しい”との報告を受けて、最終的には自らの決断で遠藤に対して戦力外通告をしたそうです」(スポーツ紙デスク)
当の遠藤は、チームメイトにあいさつすることもなく姿を消した。その代わりというわけか、自らSNSで「代表引退」までぶちまけて内外に衝撃を与えたのだ。
リスペクトを欠いた言動
しかも、オランダ戦前日の会見では、初めて遠藤離脱について公に触れた森保監督の説明が、さながら謝罪会見の様相を呈していたことで、さまざまな臆測を呼ぶことになってしまう。森保監督と遠藤の間によほどのことがあったに違いない。サポーターたちの中からは、初戦に挑む日本代表メンバーの動揺を懸念する声も出る始末だった。
「実のところ遠藤は、森保監督が下した戦力外通告だけをもって、強い不満を抱いたのではないと思います」
そう明かすのは、さる日本代表チームの関係者だ。
「この数カ月、遠藤はけがの状態や回復の見通しについて、森保監督と頻繁にコミュニケーションを取っていました。その過程で、遠藤からすれば受け入れ難い出来事がいくつかあったと聞いています。端的に言うと、監督やメディカルスタッフらの言動がリスペクトを欠いていた。そう感じていた遠藤が、戦力外を告げられて最後には堪忍袋の緒が切れたのでしょう」
奇襲とも取れる采配
遠藤の我慢が限界に達する決定打となったのが、森保監督のあまりに急な通告だった。
「FIFAのルールでは、負傷者が出たら初戦の24時間前まで選手の入れ替えが可能です。ところが遠藤は、期限より70時間ほど前のタイミングで離脱を告げられた。現地時間11日の午前に全体練習が予定されていましたが、その前夜、森保監督から呼び出しを受けたそうです」(前出のチーム関係者)
ギリギリまで調整するつもりで汗を流していた遠藤からすれば、素直に納得できなかったというのだ。
6月18日発売の「週刊新潮」では、遠藤航と森保監督の間に起きた騒動の詳細に加え、チュニジア戦を控える日本代表について、新世代の注目選手などを交えて見どころを紹介する。










