「マイナス7度で8時間列車待ち」 妹を頼って日本に避難したウクライナ人の証言

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 五木寛之氏は終戦後までの幼少期を朝鮮半島で過ごした。その著書『運命の足音』の中で、ソ連兵に追われた“日本人難民”の様子についてこう記している。〈歩けない子どもを、ずだ袋のようにほこりを立てて引きずっていく母親もいた〉。先の大戦から77年。ウクライナ避難民もまた、過酷な道を歩み始めている。

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