異国にたった一人で…米国にゴルフ留学中のウクライナ人女子大生を奮い立たせた一枚の写真
「コースはめちゃめちゃにされている」
先日、この「デイリー新潮」で、ウクライナのゴルフ少年を紹介した。ウクライナでトップジュニアに数えられ、未来のプロゴルファーを夢見る15歳の少年が、米国のジュニア大会を転戦後、次なる欧州遠征に備えようと母国に一時帰国した際、ロシアによる侵攻が始まり、当たり前のようにゴルフができていた「日常」が突然奪われたという悲しい話だ。【舩越園子/ゴルフジャーナリスト】
「僕のクラブハウスはロシア軍に占領され、コースはめちゃめちゃにされている」
少年は悲痛な声を上げながら、命を守るための必死の避難生活を送っていたが、ついに彼は学業とスポーツの夢を追いかけるために家族を残してウクライナを離れることを決意。...