悠仁さま「筑附高」進学で持ち上がる「筑波大学長の会見」への違和感と宮内庁の不満

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提携校進学制度を用いての合格

 秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)が筑波大附属高校(筑附高)に今春進学される。この件について、筑波大の永田恭介学長が2月24日の定例会見で語ったことに「違和感」を抱いた関係者が少なくないという。

 悠仁さまの筑附高進学をめぐっては、かねて「提携校進学制度」を用いてのものではないかと取りざたされてきた。

「この制度は2017年に締結されたもので、面接や書類審査などを経て両大学の附属中学・高校への転入が可能となり、学力テストは必要ないとされてきました。5年間の時限措置というのがポイントで、悠仁さまの中学から高校進学までの時期をカバーしていることから、秋篠宮家が動いて悠仁さまのために作られた制度ではないかと言われてきたのです」

 と、社会部デスク。これに加えて、

「お茶の水は高校から女子高となるため、悠仁さまは外部に転出する必要がありました。男女共学で全国屈指の進学校・筑附高に対し、男女共学ではなく筑附高ほどの偏差値ではないお茶の水附高。だから一般的には、筑附からお茶の水というルートを選択する理由をなかなか見つけにくく、この制度は結局、お茶の水から筑附に進みたい人に向けた特別ルートではないのかと指摘する声があったのも事実です」

 悠仁さまは2月13日の一般試験の日に試験会場である筑附高に顔を見せられたが、一般試験と同時に行われる5科目の学力検査を受けられ、結果として提携校進学制度によって合格が決まったという。

無防備で不用意

 定例会見で永田学長が語ったのは大要以下の通りである。

・(筑附高は)「自主・自律・自由」がモットー。それに基づく課外活動も含めた様々な教育コンテンツを悠仁さまが気に入られたのなら大変光栄なこと。生徒たちは溌剌(はつらつ)としており、学長を前にしても萎縮することなどない。そうした様子もご覧になっていたはずだ。

・(警備について)門の前など、態勢の整備が必要だが、まだ何もできていない。未経験ゆえに気付かないことが多くある。経験のあるお茶の水女子大や宮内庁に教えを請いたい。

・(特定の人のために設けた制度による合格ではないかとの質問に)その指摘は当たらない。制度は今年が4年目で毎年若干名の入学者が出ており、今後も継続する。一般入試と同じ日に受けた学力検査の結果も加味して合否は決まった。制度の中身については回答を控える。

「宮内庁の人たちに聞いてみると、まず警備についての発言は“明け透けにものを言い過ぎではないか”という声が上がっていました。リップサービスのつもりなのかもしれませんが、無防備で不用意な物言いだと言われても仕方がないようにも思いました。お茶の水には不審な男が侵入して悠仁さまの机の上に刃物2本が置き、“刺すつもりだった”と供述したことがありました。それを踏まえたうえでお茶の水を名指ししたのなら皮肉そのものですし、いずれにせよ当事者意識に欠けた態度だったと言いたいのでしょう」(先のデスク)

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