日本企業はアートの「よきパトロン」になり得るのか

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 ビジネスの場にアートを

 ここ数年のことである。「アート思考」なる言葉がビジネスの世界で広まったのは。

 理詰めで考えを構築する「ロジカル・シンキング」に対して、自由かつ柔軟にものごとを考える「アート・シンキング」の必要性が、取り沙汰されるようになったのだ。

 先行き不透明で正解が容易に見つからない時代、従来の課題解決型の思考法では太刀打ちできない。課題をみずから生み出し、ゼロからイチをつくる創造的な思考が、ビジネスの現場で必要とされるというのが、その意味するところである。...

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