「高校からは勧誘がなかった」 ラグビー・大畑大介が明かす挫折と転機(小林信也)

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 1999年香港セブンズ。日本代表はスコットランドに善戦するも26対31、残りワンプレーに追い込まれていた。相手がキックを深々と蹴り込んできた。自陣ゴール前でボールを押さえた日本選手に相手選手が突進する。足下にタックルを受けながら懸命にパスを回す。潰されたら試合が終わる。必死にパスをつなぎ、岩渕健輔が左へ回した。自陣ゴールライン手前1メートルでこれを受けたのが大畑大介だ。大畑は右に左に鋭いステップを切り、3人4人と抜き去って快足を飛ばす。相手が3人で潰しに来る。...

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