各国リーダーが漏らしていたプーチン大統領の“異変” 「パーキンソン病」疑惑も

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 国際社会の非難などお構いなしに攻撃を続けるプーチン大統領。各国のリーダーはウクライナ侵攻の前から彼の“異変”について口にしていた。

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 侵攻前からたびたび核兵器の行使を匂わせてきたプーチンに対し、バイデン米大統領も2月26日、ネット番組で「選択肢は第3次世界大戦か代償を払わせるか」などと発言。が、これを牽制するかのようにプーチンも核抑止部隊に特別警戒態勢を命じるなど、緊張はなお続く。軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が言う。

「ロシアは通常戦力では米軍やNATOには太刀打ちできないので、核戦力の充実に力を注いできました。特に、低出力で“使いやすい”戦術核の弾頭数では米国を圧倒しています。現状では通常兵器で戦う局面に収まっていますが、状況を打開するために戦術核に手を出す可能性も否定できません」

 というのも、

「ロシアは思ったほどの進軍を果たせていません。当初の計画では開戦から数日以内にキエフを陥落させるつもりだったようですが、想定以上にウクライナ軍の抵抗が頑強なのだと思われます。ロシア兵の士気低下に加え、NATOが事前に提供していた対戦車兵器の効果が絶大に出ているようです」(同)

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