「岩城滉一」タニマチの原資は医療法人からの「着服金」疑惑 振り込みの指示を書き残したメモ
税務調査
ドラマ「北の国から」の草太兄ちゃん役でお馴染み、岩城滉一が「神奈川大井射撃場」の「代表取締役会長」に就いたのは2020年2月のこと。老舗の射撃場の経営を引き継ぎ、改修などを済ませ、21年夏にリニューアルオープンした。その一方で、この射撃場を手掛ける会社の「代表取締役」に、ある疑惑が持ち上がっている。
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射撃場の代表取締役は、福岡が本拠地の医療法人「海邦会(かいほうかい)」の東俊男理事長。旧「維新の党」代表などを務めた松野頼久元衆院議員に秘書として長年仕えた経歴を持ち、岩城のタニマチ的存在でもある。
この東理事長が、傘下に抱える病院の院長から、理事長職剥奪の民事訴訟を福岡地裁久留米支部に起こされていたのだ。傘下病院の幹部によると、18年2月に海邦会が受けた税務調査をきっかけに、東理事長による診療報酬の着服が発覚したという。
「それまで、着服のことを知っていたのは、財務部長ら経理担当の3人だけでした。海邦会が年間に得る診療報酬は16億円ほどです。診療報酬を管理するのは商工中金の那覇支店の口座で、東さんはそこから着服を繰り返していたのです」
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