【カムカム】条映の撮影現場に忽然と現れた算太…7話で打たれていた布石とは
2021年11月1日に始まったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が終盤に入った。4月8日に終了する。なぜ、大ヒット作となったのか。観る側を魅了している理由を考える。
大ヒットした最大の理由はやはり藤本有紀さん(54)の脚本にほかならない。
この作品は放送開始前から作風について「ハートフルコメディ」と説明されていた。当初はその言葉通り、上白石萌音(24)が演じた初代ヒロイン・安子の周囲では愉快なエピソードが絶えなかった。安子と雉真稔(松村北斗)の恋には辛い局面もあったが、それでも観る側が悲痛な思いになるほどではなかった。...