ギドゥンドゥン「日テレ・辻岡義堂」のアナウンサー人生、大ブレイクの陰にあった不遇な時代とは

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 中日スポーツ(電子版)は2月15日、「北京五輪『ビンドゥンドゥン』爆売れは日テレ辻岡義堂アナのせい?『スッキリ』加藤浩次も驚嘆」の記事を配信した。担当記者が言う。

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「日本テレビの辻岡義堂アナウンサー(35)が中国で大ブレイクし、それが日本でも話題になっているのです。北京五輪の中継に派遣された辻岡アナは、大会マスコットのビン・ドゥンドゥンのグッズを身につけて競技の実況を行いましました。それが中国のSNSで取り上げられて拡散したのです」

 中国国内で注目された辻岡アナは、なんと国営放送の報道番組に出演。メダリストにインタビューする際に使う豪華なスタジオに招かれ、ビン・ドゥンドゥンを好きになった経緯を語った。

「中日スポーツの記事は、辻岡アナが15日に『スッキリ』(日テレ系列・平日・8:00)に北京から出演した様子を報じたものです。義堂という名前をもじって『ビン・ドゥンドゥン』ならぬ『ギ(義)・ドゥンドゥン』と呼ばれているそうです」(同・記者)

 中国では当初、ビン・ドゥンドゥンは注目されていなかった。ところが、最近になって急に人気が出ているという。

 MCの加藤浩次(52)がブームを作ったのは辻岡アナかと質問すると、「英語得意じゃないんですけども『Because of you』という言葉は最近何度も言ってますね。おそらく『あなたのせいだ』ということです」と回答し、スタジオは湧いた。

大学時代は「海の王子」

 日テレの関係者は「局内でも、この“辻岡人気”に湧いています」と言う。

「日本のメディアからも取材依頼が殺到しており、まさに嬉しい悲鳴ですね。辻岡アナは順風満帆なアナウンサー人生を歩んできたと思われていますが、実は不遇を託(かこ)った時期もありました。ですから今回のブレイクは、本人の喜びもひとしおでしょう」

 辻岡アナは1986年、神奈川県藤沢市生まれ。慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部から慶應義塾大学総合政策学部に進んだ。

「大学1年生の時、『2005年度湘南海の女王・海の王子コンテスト』で“海の王子”に選ばれたことがあります。ちなみに2010年度の“海の王子”が小室圭さん(30)でした。日テレには2009年に入社しました。スポーツ中継と『ズームイン!!SUPER』(平日・5:20・2011年終了)のスポーツコーナーで頭角を現しました」(同・関係者)

 そして2015年、日テレ社内では「エースアナの登竜門」と言われる「ズームイン!!サタデー」(土・5:30)の総合MCに就任した。

「過去のMCは、福澤朗さん(58)、羽鳥慎一さん(50)、藤井貴彦さん(50)という顔ぶれで、日テレが期待する男性アナに『ズームイン!!サタデー』を託していたことが分かります。実際、辻岡アナは番組で実力を遺憾なく発揮していました。特にプロ野球コーナーでの巨人選手との当意即妙なやり取りは、歴代MCでもナンバーワンだったと思います」(同・関係者)

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