なぜ人は「人事」に心を奪われてしまうのか 友達関係ですら「隠れた人事権」を持つ者が(古市憲寿) 古市憲寿 誰の味方でもありません 国内 社会 2022年02月03日 古市憲寿(他の写真を見る) 今年、37歳になった。同世代が「おじさん」になったと感じるのは、嬉しそうに人事の話をし始めた時だ。 ある30代の学者と会議で一緒になった時、彼は人事のことばかりを気にしていた。自分が関係する官庁の人事、政治家の人事、所属する大学の人事。結局、専門家としての話はほとんど披露せず、人事だけを気にして彼は帰っていった。... 記事全文を読む 0