オミクロン株を撒き散らした沖縄「米兵」の本音 「おとなしい日本人の言うことなんか聞きません」

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沖縄の米軍基地では累計5000人以上

 1月28日、新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で初めて8万人を突破した。全国に先駆けて9日、政府が「まん延防止等重点措置」の適用を決めた沖縄、広島両県でも連日、新規感染者が1000人以上確認され、山口県でも350~400人程度で推移している。今のところ、感染拡大の収まる気配はなく、3県に対するまん延防止は2月20日まで延長された。

 まん延防止適用を決定する際、岸田文雄首相が「在日米軍の施設・区域内、さらには周辺の自治体において感染が拡大している」と発言したように、オミクロン株の市中感染が爆発的に広がったきっかけが、在日米軍基地の対応にあったことは間違いない。

 発端は昨年12月17日、在日米軍のキャンプ・ハンセン(沖縄県国頭郡金武町など)で70人のクラスターが発生したことだった。沖縄県内にある9ヵ所の米軍基地内では、25日の時点で、累計5000人を超える感染者が確認されている。

「2020年4月に全国を対象とした緊急事態宣言が出されたときにも、デルタ株が拡大した第5波のときにも、米兵たちはマスクもせずに街中に出てくる人が多かったです。入国時のPCR検査も隔離も免除されていると聞いたので、コロナ対策は大丈夫なのかと思っていました。今回、米軍発でオミクロンがまん延したので、やっぱり……という気持ちです」

 と話すのは、キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市ほか)近くの住民だ。

ノーマスクで歌って踊って騒いで

 この住民が心配するように、在日米軍に特権的な地位を認めた「日米地位協定」のため、米軍人はもとより家族や基地内で働く人たちもチャーター便で基地に直接入ってしまえば、PCR検査など日本の検疫を受けさせることができない。実際、米軍では日本到着後の検査は実施しておらず、さらに昨年9月からは米国出国前の検査も取りやめている。加えて日本入国後はコロナに感染しても基地内はマスクをつけていなくても自由に出歩くことができたという。これでは感染が広がるのも当然だ。

 前出の地元住民は、まん防が適用される前の在日米兵の様子をこう語る。

「米兵たちはマスクをしないまま5、6人でバーに入って大声で話していたり、クラブにも大勢で繰り出しては男女かまわず日本人に話しかけたりしてました。商売だったり恋愛だったり、それぞれの目的があって米軍と仲良くしたい日本人も多いですからね。日本人たちも一緒にノーマスクで歌って踊って騒いで、ふざけてケンカの真似事をして……。ウイルスをまき散らしているような行為にハラハラしっぱなしでした」

 しかし、住民は彼らの行為に不安を感じつつも、屈強な軍人相手に注意をするのは怖かったという。

「面とむかっては言えないので、『マスクをしなくて平気なのか』と遠回しに聞いてみたら、『基地内でPCR検査を受けているから大丈夫だ。日本人と違ってアメリカ人は普段からあまりマスクはつけないんだよ』と笑っていました。でも彼らが検査を受けていたのか、本当に陰性だったのか、今となっては疑わしいですよね」

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