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「週刊さんまとマツコ」は昼に移行

 その日テレを追うテレ朝では、バラエティーに変化が。

「月曜、火曜、水曜の23時15分からの1時間のバラエティー枠を30分×2番組に分ける案が出ています。ロンドンブーツ1号2号が出演する『ロンドンハーツ』などが放送されているものの、それらは残す方向だとか」(テレ朝関係者)

 かつては「報道」で鳴らしたTBSも同様にバラエティーの底上げを図る。

「フジテレビの『サザエさん』の裏番組だった『週刊さんまとマツコ』は低視聴率から脱せず、日曜の昼帯に移行します。さすがの明石家さんまとマツコ・デラックスでもサザエさんには敵わなかった。また、火曜19時から放送されていた霜降り明星がMCの番組も同じく低視聴率のために打ち切り、新たに好感度抜群のサンドウィッチマンの動物バラエティが俎上に載っています。スキャンダルもなく老若男女に人気のある二人と動物で高視聴率を狙おうというわけです」(芸能デスク)

 かたや長らく低空飛行が続く看板番組の「news23」は継続となっているという。

正念場のフジテレビ

 各局が試行錯誤する中、最も正念場を迎えているのがフジテレビ。視聴率は低迷し、昨年11月には、希望退職制度の説明会が開かれた。50歳以上かつ勤続10年以上の社員が対象で、応募すれば退職金に加え、約1億円の特別加算金が支給されるというものだ。

 ベテラン社員が嘆息する。

「昨年3月期のフジ・メディアHDの売上高は5199億円で前期比17.7%減となっています。バブル期の入社組が多く、社員の年齢構成が逆ピラミッド型になっていることが問題視されていました。逃げたい社員からは“おいしい”提案と受け止められたようで、説明会では40代社員からも“自分たちはなぜ対象ではないのか”と、早期退職を望むような声が上がるほどでした」

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