サンドウィッチマンが元旦にスベった衝撃 そろそろ“ネタ番組”卒業かという声も

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 1月1日に放送された「笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦2022」(TBS)のサンドウィッチマンが話題になっている。彼らが珍しくスベったというのだ。この番組でスベるといえば、陣内智則の役割だったはずだが、一体どうしたのか。

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 ベテランから第7世代の人気若手芸人までが集結し、東西に分かれ珠玉の持ちネタを披露する笑いの祭典――2014年から毎年元日に放送されているお笑い特番だ。

 オープニングで総合司会のダウンタウンがこう話を振った。

松本人志:今年も豪華なメンバーが揃ってくれまして。

浜田雅功:素晴らしいメンツですよ。

松本:でも、全員がウケるわけではない。

浜田:特に若干1名が不安でございます。

――この一言に立ち上がったのが陣内だった。

陣内:もお!△×■す……、噛んだわ。

 見事なスベり出しだったが、あにはからんや、“唯一無二の芸風対決”に参戦した陣内は、まあまあウケた。一方、“東西チャンピオン対決”に出たサンドウィッチマンがスベったというのだ。SNS上にもそうした声が上がった。

《東西ネタ合戦のサンド、めちゃめちゃ陣内ってる》

《東西ネタ合戦のサンドのネタマジで陣内のネタかと思った笑》

伝説のチャンピオン

 サンドウィッチマンといえば、07年のM-1グランプリで、敗者復活から初めて優勝を勝ち取った、東北出身者としても初となる伝説のチャンピオンだ。この時のM-1では、島田紳助やオール巨人からも高く評価され、その後はビートたけしからも「サンドウィッチマンの漫才は、真似しようと思ってもできない」、「本当にいい腕をしている」と絶賛された。民放プロデューサーは言う。

「今回、彼らが披露したのはコントでした。AIスピーカー“tomixa(トミクサ)”とのやり取りのネタでしたが、ステージに上がったのは伊達みきおだけで、トミクサの声を担当する富澤たけしの姿はありませんでした。1つのオチごとに暗転させるショートコント風だったのも、サンドらしからぬネタでした。たしかに爆笑ネタではありませんでしたが、クスッとさせる面白さはありましたよ。ダウンタウンの番組ですから彼らだってモチベーションも高かったでしょうし、尺も長めでした。いつものサンドとは違ったので、“スベった”とか“面白くない”という声が上がったのでしょう」

 コントが終わると、松本も驚いていた。

松本:いやぁ珍しい。びっくりした……。

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