「オトラクション」打ち切り、ライバル達に大きく水をあけられ……「霜降り明星」意外な不人気をプロが分析

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謙虚さがない

《M1はその日その場で一番笑いを起こしたネタをやったコンビが優勝する大会。/ゴールデンでMCやって一番おもしろい人を選んでるわけではないです。/M1優勝も、その場にいる客は若者が多く、偏りがあり、まぐれだったかもしれませんよね。》

《自分の芸よりギャンブルのほうが大事な人と、宴会芸レベルの相方が組んでるコンビだからね。オリラジみたいに一回ドン底落ちたら変わるかも。》

《霜降りのネタを面白いと思ったことがないからなあ…粗品さんの辞書には謙虚という言葉が無い気がする。》

 ちょっと可哀想なくらいだ。

「視聴者はよく見ています。確かに彼らは漫才師という喋りのプロですが、それとMCは全くの別物です。MCはまず、視聴者に好かれなくてはなりません。そして出演者に寄り添い、いいところを引き出してやるのが役割。自分たちが目立つのではなく、引き立て役にならなければならないのですが、特に粗品はそれができていません」

 粗品という芸名には、“つまらないものですが”という謙虚さが込められているそうだが……。

第7世代は大丈夫か

「彼らは根っからの無頼派で、ギャンブルに大枚をはたくことを公言しています。まあ、そのあたりは芸人ですからいいのですが、最近はスタッフ受けが良くありません。自分が納得できない台本だと直させ、それを待つという“粗品待ち”という言葉も生まれたほどです。画面に映る姿も楽しそうに見えません。当然、周りも楽しくなくなりますし、スタッフからも敬遠されるようになる。負の連鎖で、いまやブッキングの会議でも彼らの名前は上がらなくなっています。かまいたちや千鳥、チョコプラなどに大きく水をあけられている感じですね」

 象徴的なのが、彼らが在京キー局で初の冠番組となった「霜降りバラエティ」(テレビ朝日)と、千鳥の冠番組「テレビ千鳥」(同)の違いだ。どちらも「ネオバラ3」という深夜2時台の枠で、19年4月に曜日違いでスタート。「テレビ千鳥」は20年10月にプライム帯(日曜22:25~22:55)に昇格したが、「霜降りバラエティ」は「霜降りバラエティX」と名を変え、日曜深夜3時枠に後退している。

「可愛げとやさしさがないとMCは務まりません。ダウンタウンの松本人志やくりぃむしちゅーの有田哲平、バナナマンの設楽統、ピンならヒロミ、陣内智則、劇団ひとり……彼らと比べたら足元にも及びません。M-1優勝と第7世代の旗手として、あっという間にレギュラー番組、冠番組も増えましたが、まだ経験が足りないと言わざるを得ません。彼らを筆頭に、第7世代全体が尻すぼみになっては、ちょっと可哀想な気もしますけど」

デイリー新潮編集部

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