剛力との破局で降ってきた「宇宙旅行50億円シート」 前澤氏の隣に座ったカメラマンはどんな人?

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宇宙に行く資格

 さて、冒頭の場面に戻ろう。突然、前澤氏から「宇宙に行かない」と誘われた平野氏。一部報道では「二つ返事で行きます」と答えたと伝えられているが、知人は「そんなことはない。彼は前澤さんに行くと伝えた後もずっと思い悩んでいましたよ」と明かす。

 前澤氏も子供の頃から宇宙を夢見てきたというが、少年時代から宇宙飛行士を夢見て、努力を重ねてきた人は世界に大勢いる。そんな人たちを差し置いて自分が本当に行って良いのかと、彼は葛藤していたというのだ。

 もしかしたら、平野さんは、本来前澤氏の隣に座るはずだった元カノ・剛力彩芽のことも気にしていたかもしれない。二人が破局し、前澤氏に近いところにいたというだけで、舞い込んできた話に飛びついて良いものなのかーー。そんなふうにも考えたに違いない。

「どんな思いで決心したかまでは聞いていませんが、結局、前澤さんの夢を叶える手伝いをしたいという思いが優ったのでしょう。前澤さんにしても、単に撮影係が必要だからという軽い気持ちで誘ったわけではないと思います。命がけのミッションでしたから」(同)

妻はファッションモデル

 平野氏には妻がいる。ファッション誌などで活躍するモデルのKazumiさんだ。ZOZOの商品モデルを担当した縁で知り合ったという。出発時には平野氏の母と一緒にカザフスタンまで見送りに行った。どういう気持ちで夫を送り出したのか。

 Kazumiさんにコメントを求めたが、「私からこの件でお話することはご遠慮させてください。素晴らしい機会を頂けた事に、前澤さんには感謝しています。主人が決めた事ですから、私はその決断を支えるだけです」とだけ返ってきた。

 Kazumiさんは、過去に雑誌インタビューで、平野さんからプロポーズをされた際に、「これからもずっと二人で他人に優しく生きていこう」と誓い合ったと明かしている。このエピソードを聞いた知人はこう続ける。

「二人で話し合い、批判もあるだろうけれど、お世話になっている前澤さんが必要とするなら、とオファーを受けることにしたのでしょう。前澤さんという強烈なキャラクターを持った被写体を通して、世界に宇宙を伝えたいという夫の使命感にKazumiさんも共感したのではないか」

愛媛では前澤氏よりも大きな扱い

 無事帰還し、大役を終えた平野氏であるが、故郷・愛媛に戻ったら腰を抜かすに違いない。出発の際、愛媛新聞は「県人として初の宇宙旅行」と一面や社会面トップで、平野氏の写真を大きく掲載。世界では前澤氏のサポート要員としてほとんど報道されていない平野氏だが、地元では平野氏こそが“主役”として取り上げられているのだ。

 日本に帰ってきたら、平野さんに聞いてみたいものだ。50億円の現金と宇宙旅行の経験。もし今から選べるとしたらどっちを取る?

デイリー新潮編集部

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