滋賀の女子高生誘拐・死亡事件、容疑者のトラブル歴 アパートの家主、勤務先の写真関連会社と裁判沙汰に
会社を相手取り…
一つはアパートの家主との裁判だ。月額5万円前後の家賃を滞納し、裁判沙汰になっているという。
その家主によれば、
「保証協会が間に入り、入江さんとは裁判中です。今年の8月くらいに協会から“家賃滞納の件で裁判をするからハンコを押してくれ”と言われました。滞納額について詳しくは知りませんが、1年近くは滞納しているのではと思います」
現在は無職という入江容疑者は家賃も満足に払っていなかったわけだが、かつてはカメラマンとして働いたことがあった。しかし、そこでもトラブルが……。
「数年前、市内にある写真の関連会社に職を求めて応募したことがあったそうです」
とは事情を知る地元の業界関係者。
「カメラが好きだから、と自らカメラマンの仕事をしたいといって面接を受けたんです。でも、お試しで働いてもらうと、どうもカメラの腕は良くないし、情緒不安定で、叱責すると急に泣き出してしまう。そのような人だというのが分かり、正式採用せずにいると、今度は入江さんが会社を相手取り訴訟を起こして……」
訴えられたという当の会社の担当者に入江容疑者のことを尋ねると、
「何年か前に確かにいましたよ。ただ、ごく短期間です。裁判の結果? うちが勝ちましたよ。もううちとは関係ありません」
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