ラソーダ監督 野茂英雄を息子と呼び、日本のマスコミから守った熱血漢【2021年墓碑銘】
チームはファミリー
メジャーでも活躍した野茂英雄投手を積極的に起用したことで、日本でも知られるようになったドジャースのトミー・ラソーダ監督。チームをファミリー、選手をわが息子と呼び、新人を育てる達人だったというラソーダ監督を偲ぶ。
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1995年、近鉄からドジャースに移籍した野茂英雄投手をトミー・ラソーダ監督は、わが息子と呼んだ。
口先だけの言葉ではなかった。日本のマスコミに追い回される野茂氏を、時には球場の監督室にかくまって守る。悩み事はないか、親身に尋ねる。...