“職場に秘密警察がいる!”立て続けの”不祥事”報道に「テレビ朝日」社内は疑心暗鬼…恒例の新年会も中止

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 テレビ朝日のスポーツ局が揺れている。今年の後半にさしかかってから、立て続けに”文春砲”に狙われ続けているのだ。ついには、同局に所属する「社員同士の不倫疑惑」まで。最近になって、毎年恒例の新年会が中止になったという案内が関係者に届いたため、「報道が影響しているのでは」とささやかれている。

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流出した調査文書

 いまスポーツ局のフロアは、重苦しい空気が漂っているという。とある中堅社員が語る。

「めちゃくちゃ雰囲気が悪いです。局内の誰かが、内部情報を積極的に文春関係者に提供していることは明らかなので」

 始まりは、今年8月の五輪閉会式後に、スポーツ局所属の6人の局員が渋谷区内のカラオケ店で打ち上げパーティを行い、酔った局員の1人が2階から転落して大怪我を負った騒動だった。文春オンラインに掲載された騒動の内幕をまとめた記事は、「社内の調査文書を入手していないと書けない詳細を極めたもの」(前出・中堅社員)だったという。

 次は9月下旬、週刊文春が報じた「五輪ドラえもんバッジを…転売ヤーはテレ朝社員だった」というタイトルの記事。東京五輪開催に合わせて、スポーツ局の経費で制作された限定3000個の非売品「ドラえもんピンバッジ」を、同局所属の2人の社員が妻のアカウントを用いてメルカリで転売していたという内容だ。ここでも文春は、妻のアカウントまで特定。当該社員の直撃取材も敢行した。

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