ブームで増える「サウナ」 アナリストが選ぶ“今年アツかった限定施設”2選

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 一般社団法人「日本サウナ・温冷浴総合研究所」が3月7日の「サウナの日」にちなみ発表したデータによると、2021年の愛好家人口は約2584万人。全体の数こそコロナ禍の影響で昨年の約2824万人から減少したものの、月4回以上の利用者数はむしろ増えており、一部で“習慣化”したことがうかがえる。自身もサウナーであるアナリストの渡辺広明氏が、マーケティングの観点から注目のサウナを紹介する。

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 2021年の「新語・流行語大賞」に“ととのう”がノミネートされていたように、いま、サウナは注目されている存在である。12月16日放送予定の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)は「サウナ芸人」企画。タナカカツキ氏の実用エッセイ(?)および漫画版を原作とするドラマ「サ道」は、今年7月にシーズン2が放送された。息の長いサウナブームのなかでも、2021年はとりわけ熱い年だったのではないだろうか。

 ユニークな施設の開店や、関連イベントが多かったのも特長のひとつかもしれない。今回はマーケティングの観点から、興味深かった今年の特設サウナを2つ挙げてみたい。

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