よく出る「広瀬アリス」出ない「広瀬すず」 いつの間にか立場が逆転していた姉妹の事情

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2021年11月29日

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 もう“すずの姉”とは呼ばせない。広瀬アリス(26)が売れに売れ、今年のタレントパワーランキング(アーキテクト調べ)では、ついに妹・すず(23)を抜いて逆転、CM起用社数ランキング(ニホンモニター調べ)でも並んだ。

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 姉妹のスタートはどちらも「ミスセブンティーン」のグランプリ受賞(アリスは09年、すずは12年)と同じだった。専属モデルとして活動しつつ、2人とも女優の道へ。

 アリスは10年に、昼ドラ「明日の光をつかめ」(フジテレビ系/東海テレビ制作)で昼ドラ史上最年少のヒロインとして女優デビューし、同年には全国高等学校サッカー選手権大会(第89回大会)の応援マネージャーを務めた。

 すずは13年に、香取慎吾主演の「幽かな彼女」(フジ系/関西テレビ制作)で女優デビューし、翌年には全国高等学校サッカー選手権大会(第93回大会)の応援マネージャーとなった。ここまで姉妹の足跡は非常によく似ている。民放プロデューサーは言う。

「差がつくのはこのあとです。すずは15年に『学校のカイダン』(日本テレビ)で連ドラ初主演。この年に公開された、綾瀬はるか主演の映画『海街diary』(是枝裕和監督)に出演し、日本アカデミー賞はじめ新人女優賞を総なめしました。映画はカンヌ映画祭に正式出品され、17歳にしてレッドカーペットも歩きました。16年には映画『ちはやふる』(小泉徳宏監督)に単独初主演して日本アカデミー賞の優秀主演女優賞、渡辺謙主演『怒り』(李相日監督)では優秀助演女優賞の同時受賞という快挙を成し遂げました」

「R-1グランプリ」MCまでこなす

 一方のアリスは、主演作は少ないものの、こつこつと脇役をこなしていくようになる。

「この頃ですね、アリスが“すずの姉”とか“妹の七光り”などと言われていたのは。すずにオファーが殺到したため、スケジュールの都合がつかず、事務所は代わりにアリスを売り込んだ、なんて記事まであったほど」

 ひどい……。

「すずはその後も映画やドラマに主演し、19年には朝ドラ『なつぞら』(NHK)のヒロインも務めました。現在23歳ですが、既に大女優の仲間入りをしつつあります」

 そしてアリスも今、大活躍中なのだ。前述の通り、アーキテクトが実施するタレントの知名度・人気度調査「タレントパワーランキング」では、すずは18年にトップテン入りしたが、アリスは29位だった。翌19年は、すず7位、アリス22位。20年は、すず8位、アリス10位で初のトップテン入り。そして今年、すず9位、アリス8位で逆転したのだ。

「やはり露出度が違います。アリスは今年だけでも、連ドラは『知ってるワイフ』(フジ)のヒロイン、『ラジエーションハウスII』(同前)にも出演し、『イチケイのカラス』(同前)には極道妻役で単発出演し、映画『地獄の花園』(関和亮監督)では元カリスマヤンキーのOL役をこなしました。また、女優業の一方で『R-1グランプリ』のMCを務めるなど活動の幅を広げています」

 何がきっかけだったのだろう。

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