「嫁」呼びはもう古い!? かまいたち濱家、ノブ、山ちゃん…売れっ子芸人たちに見る変化と好感度

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愛妻家芸人たちは共演者にも人気 「遊び人だから」ではなく「常識人なのに」面白いギャップが評価される時代か

 愛妻家の芸人たちは、女性共演者からの人気も高い。先日は田中みな実さんが、「濱家さんとなんでも打ち明けられるお友達になりたい」と語って話題になった。もちろん濱家さんは笑いに変えてスルーしたが、その対応もネットは絶賛。ますます株が上がった格好だ。

 ノブさんも大人気である。弘中綾香アナは「気配りができるし好感度の塊」と評し、中条あやみさんからは「顔が好き」と言われていた。待ち時間が長くても不機嫌にならない、と裏方の女性ディレクターからの信頼も厚い。全方位モテモテのノブさんだが、「芸能人と一度はエッチしたいが我慢している」と、身持ちの固さを笑いに変える反射神経はさすがである。

 長年の交際を貫いてゴールインした有吉弘行さんも、そのパターンにあてはまる。彼の人柄や芸風からして、夏目三久さんとのやり取りを詳細に明かすことはないだろうが、「離婚原因となりがちな、生活のすれ違いをつぶす」と公言した姿は、やはり妻への深い愛情を感じさせた。有吉さんもまた、水卜麻美アナや佐藤栞里さんら共演女性たちから愛されている。

 さすが遊び人は面白い、ではなく、実は常識人なのに面白いってすごい。お笑い界はそんな転換期を迎えているのかもしれない。若手ではないが、復帰直後にどんどんレギュラーを獲得したヒロミさんも、「嫁」ではなく「ママ」と呼ぶ人である。結婚は芸人の墓場という呪縛を解いた山ちゃんたち、これからも末永く幸せに、活躍し続けてほしい。

冨士海ネコ

デイリー新潮編集部

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