「給与ファクタリング」の次なる手口「後払い現金化商法」とは 金融庁が「新手の闇金」と見解

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コロナ禍に蔓延

「給与ファクタリング」は、労働者の「賃金債権」を買い取り、給料日に回収するという手口。違法な高利貸しと何ら変わりなく、昨年、大阪府警が初めて摘発した。その後も各地で摘発が相次いだことで給与ファクタリングは下火となり、代わって台頭してきたのが「後払い現金化商法」である。

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「大阪いちょうの会」の前田勝範ヤミ金融対策委員長によると、

「顧客に後払いで商品を購入する契約を結ばせ、手始めに“キャッシュバック”などの名目で現金を振り込む。...

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