「笑い声は時として凶器になる」 ふかわりょうが五輪を巡る炎上騒動で感じた「周囲の笑い声の残酷さ」

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笑い声が“凶器”に変わる瞬間

 ふかわりょうが刊行したエッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(新潮社)は、発売日に即重版するなど話題に。お笑いを仕事にしてきたふかわさんが思う、笑い声が“凶器”になる恐ろしさとは。

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 女性蔑視発言。学生時代の悪行自慢。メダルを噛んだ首長。多くの批判を呼び、大きな炎に包まれましたが、これらに共通していることは、笑い声が聞こえること。いつも、そこに笑いがあること。

 教壇で生徒が教師の尻に蹴りを入れている動画が拡散されたことがありました。...

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