ビッグボス「新庄」に背番号1を預けた「斎藤佑樹氏」の素顔 球宴での“事件”など苦労が生んだ「神対応」

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11年球宴とその後の出来事

 加えて、球宴でも事件らしきことが起こっていた。

 斎藤氏が初出場した11年球宴では某地方球場での試合を終えた後、パの他球団のベテラン主力選手から食事の誘いを受け、複数の選手とともに同席したことがあった。だが、ここでも当時の斎藤氏の態度は礼節を欠くものと捉えられたという。

 スポーツ紙デスクは次のように明かす。

「その後のレギュラーシーズンの試合で顔を合わせても斎藤は、食事に誘ってくれたそのベテラン主力がベンチにいるのに御礼の挨拶に出向かなかった。礼儀にうるさいことで知られるベテラン主力は激怒し、そのウワサはすぐ球界に広がりました。12年の球宴で斎藤はパのベンチでポツンと孤立した状況になっていたのですが、そういう背景もあったと聞いています」

 プロは実力が物を言う世界とはいえ、厳然たる上下関係が存在するのも事実。ただ、致命傷を負い人間関係で失敗を重ねながらも、“このままではいけない”とリセットし、チームメイトやメディアと良好な関係を築いて行った。そういった修正能力を斎藤氏は“持ってる”、のだろう。

 2013年以降は8年間で僅か4勝しか残せず批判の嵐にさらされても「期待されている証拠」とポジティブに受け止め、黙々と現役を続けた。この間、強心臓も大きく磨かれたはずだ。斎藤氏の第二の人生は果たしてどうなるのか。日本ハム・新庄監督に負けないインパクトある“就職先”を期待する声は数多い。

デイリー新潮取材班

2021年11月12日掲載

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