「茂木・新幹事長」は香典でも公選法違反 「秘書はお通夜なんかの時に香典は持ってきてくれますよ(第2回)

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秘書が代わりに持っていくアウトの典型

 11月4日、自民党の幹事長に就任した茂木敏充氏(66、栃木5区)。当選10回で外相、経産相、政調会長、選挙対策委員長などを歴任して首相候補と言われながら、政界内外で嫌われまくり、総裁選出馬経験はゼロだ。そんな彼には衆議院手帖の無償配布に続き、香典でも公選法違反が露見していた過去もある。

(※週刊新潮2017.09.07の記事に加筆・修正しています。肩書などは当時のママです)

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「茂木氏のところは、足利・佐野・栃木の各事務所に詰める秘書らが、後援会の関係者のご不幸について新聞の訃報欄をチェックしています。事務員が香典を用意してくれて、それを茂木氏の代わりに持っていく。金額は5000円であることが多かったですね」

 と、さる茂木事務所関係者。一般的な社交の程度を超えない限り、政治家本人が香典を渡したとしても罰則はない。しかし、この「秘書などの代理人が出席する葬儀や通夜の香典」は、総務省のみならずどの選挙管理委員会でも公選法違反の典型例として例示されているものである。菅政権時の菅原一秀経産相がその件で議員辞職に追い込まれたのは記憶に新しいところだろう。

「ある程度は地元秘書の裁量に委ねられていますが、有力者や大物だと東京の秘書を通じて茂木氏本人に“お伺い”を立て、1万円になることもあります」(同)

配布は認めていなかったが

 実際、地元後援会の面々に当たってみると、

「茂木さんの秘書はお通夜なんかの時に香典は持ってきてくれますよ、でも金額が5000円と少ない。普通は1万円じゃないですか。年寄はズケズケと言うから、“香典返しだけは一人前に持っていくんだな”って、その秘書さんを笑ったりするんです」(Sさん)

「普通の後援会員の家族に不幸があった場合、秘書は5000円を持ってくるけど、すこし偉くなると1万円とかになる。芳名帳には、『茂木秘書◎◎』って書いてたな。本人は通夜、葬儀に来ないね。忙しいから。香典は問題ないんだろ?」(Kさん)

 贈呈者リストと合わせて週刊新潮が報じてきた1冊600円になる衆議院手帖の無償配布に関して、大臣側は、8月18日付で収支報告書を修正している。

 2013~15年分を具体的に見てみると……茂木氏が代表を務める資金管理団体「茂木敏充政策研究会」が手帖を購入したうえで、これまた彼が代表を務める政党支部に無償で提供していたことがわかった。

13年 約97万円
14年 約110万円
15年 約122万円

 大臣は取材に対して当初、

「手帖は配っていないんですから、もらった人はいないと思います」

 などと、配布そのものを認めなかったはずなのだが。

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