“雲隠れ”木下富美子都議は今日現れるのか 自宅で数年前に起きていたもう一つの“警察沙汰”

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深夜に“ガシャーン、ガシャーン”

 さらに、頻繁に家の中から聞こえてくる木下氏の“怒号”にも悩まされていたという。

「引っ越されてきたのは20年くらい前ですかね。最初は旦那さんもいらしたんですが、やがて出ていかれて、その後は娘さんとお二人で暮らしていました。その娘さんと激しくやり合うのです。数年前ですかね、かわいそうに、娘さんが深夜に家から締め出されてしまったこともありました」(別の近隣住民)

 当時、娘はまだ高校生だったという。深夜で心細かったのであろう。娘は自分の家にめがけて砂利石を投げ始めたという。

「真夜中にガシャーン、ガシャーンって、小一時間ずっと。大騒ぎですよ。当然、近所から通報が入り、パトカーがやってくる騒ぎになりました。娘さんが今回の騒ぎに巻き込まれて、どうなっているかが心配ですね」(同前)

近所は“票”にならない

 その時の爪痕なのだろう、2階にヒビが入ったままの窓があるのが確認できた。木下氏の知人はこう語る。

「あの人にとって、ご近所はどうでもいい存在だったんですよ。彼女の選挙区はお隣の板橋区。ご近所は彼女にとっては“票”にはならないんです。そもそも近所では、彼女が都議をやっていたとは、騒動が起きるまで知らなかった人も多い。表札も彼女の旧姓のままでしたので、ほとんどの人が騒動があって初めて、彼女が木下都議だということを知ったようです」

 地域の苦情や要望を汲み取る立場である地方議員でありながら、このような近隣トラブルを抱えていたのである。無免許問題以前に、議員としての資質を欠いた人物だったと言えよう。果たして、木下氏は明日、どのような姿を見せるのか。何を考えていて、どうするつもりなのか。きちんと納得いく説明を尽くしてほしい。

デイリー新潮取材班

2021年11月8日掲載

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